去る平成31年1月19日にアルカディア市ヶ谷にて有壬会東京支部連合総会・第66回文月会合同総会が開催されました。
冒頭に有壬会東京支部当番幹事の菊池利夫先生、文月会会長の小松則夫先生のご挨拶があり、引き続き学士会会長の高桑好一先生より、新潟大学医学部の現状、さらに大学全体で取り組んでいるプロジェクトなどにつきお話しいただきました。
恒例の特別講演1ではわざクリニックの和座一弘先生(D60)より、現在医師会会長をされている、松戸市での様々な取り組みについて、お話しくださいました。地域住民のニーズをくみ取り、それを行政と一体となって実践するという、患者目線の取り組みの重要性を認識させられました。
特別講演2では、東京医科歯科大学の新井文子先生(D63、当会会計幹事)よりEBウイルスの基礎研究から創薬を目指す試みについて、先生の幅広いご研究の一端をお話しくださいました。希少疾患の治療薬を保険収載させるには、それに携わる臨床家の熱い思いがないと実現しないことが分かりました。
その後、懇親会に移り、有壬会幹事長補佐である上村顕也先生のご挨拶をいただき、なごやかに会は進行いたしました。
さらに、別室に用意した2次会に参加する者、あるいはそのまま街へ繰り出す会員もあり、いつものようにあっという間に夜は更けてゆきました。